鎌ヶ谷のスリランカフェスに子連れで行ってきた

皆さまはスリランカという国をご存知でしょうか?とはいっても、実は私もあまり知りませんでした笑。なんとなくインドの右下あたりにぷかぷか浮いている島だというイメージ。あとは紅茶。そんな浅い知識です。

そんなスリランカについて認知を広げるため、伝統的なダンス、音楽、食べ物、文化を体験できる「スリランカフェスティバル」というイベントが毎年代々木公園で開催されていました。

しかし時代はコロナ禍へ。スリランカフェスも中止となり、そのまま開催もなくなってしまうのかと思いきや…。立ち上がったのが鎌ヶ谷市だったわけです。

2022年10月に新京成電鉄と駐日スリランカ大使館の全面バックアップのもと「スリランカフェスティバルin鎌ヶ谷」を開催し、大盛況。その第二弾となる今回の開催も無事に決定しました。

その様子を地域新聞で知っていた私と妻。これは興味深いと半年以上前から楽しみにしていたのです。

そこで今回は「スリランカフェスティバルin鎌ヶ谷」に子連れで行った様子と感想について写真をメインにまとめさせていただきます。

※2023年開催分、2024年開催分の様子を合わせて掲載しています。

スリランカフェスティバルの内容

イベントの内容は、以下の通り。

会場:鎌ヶ谷市役所前

・スリランカの伝統的なダンスや音楽のパフォーマンス
・スリランカの食べ物の販売
・スリランカの文化に関する展示
・スリランカの雑貨の販売
・スリランカについてのクイズ大会

スリランカフェスティバルのHPはこちら
https://srilanka-fes-kamagaya.amebaownd.com/

いかんせんスリランカについての情報が30バイトほどしか脳内にないため、まずこのラインナップで興味を引くのは食べ物。次が雑貨ダンス&音楽かなと思いました。クイズ大会は戦える気がしない!

なおこの日は急遽予定ができてしまったので残念ながら私と長女だけが16時半から参加することに。しかしラスト30分という短い時間ながら、結論からいうと非常に楽しめました

市役所に近づくにつれて大きくなるズンドコ感。

スリランカの人が多い!

まず会場に行ってビックリしたのは、お店の数と種類。思っていたよりも8倍ほど多く、もっと小ぢんまりとしたイベントを想像してしまっていた自分を殴りたくなりました。

しかし何より一番衝撃だったのは、

スリランカの人、多くね?

ということ。

え?これってみんな鎌ヶ谷に住んでるのかな。(たぶん違う)

うお、意外にお店が多い!予想の8倍はあるぞ!
鳴り響く音楽や露店の様子に娘もテンションが上がってきた。
ドリンクの数も多い!日本離れしたジュースとかもある!
サーフボードよりも、「ライオンのいえ」という店名が気になって仕方がない。
スリランカ語に溢れたイベント会場。さながら外国のようで楽しい!
ステージでは伝統のダンスっぽいものを美女たちが踊っていた。いい感じ!
トゥクトゥクだ!これがあの、トゥクトゥクだ!
いやまじで見たことない食べ物しかない。楽しすぎる!
なんか表情がすっげえリアルな象さんの人形があったので記念撮影。
スリランカスパイス専門店だって!カレー系のスパイスなのかな。
衣装のお店まである!すごい幅広いラインナップ。そしてガチャキラしてる!
2024年もスリランカフェスが開催されたので行ってみた。内容はほぼ去年と全く同じ様子。

現地の料理を食べてみた

あまりに本格的、というかもはや現地のようなイベントに感動した私。長女を肩車しながらぐるぐると会場を回って、あまり海外旅行ができない鬱憤を発散させていました。

そしてやはり、せっかく来たのだから現地の料理を食べたいと思うのが人の性。しかし写真のコメントでも書きましたが、とにかく会場には見たことのない料理ばかりが並んでいてどれを食べたらいいのか検討もつきません

ならば現物から選ぼう、ということでひとつの露店にしぼって実際に食べ物を見てみることに。そこにはチャーハンのようでチャーハンではなさそうなものコロッケのようでコロッケではなさそうなものなどが。後者を頼んでみようとしたところ、お店の方から

コレ辛いよ〜。子供ニハ無理ダヨォ〜。

と警告が飛んできました。やむなく、その方に教えてもらった「辛くない」食べ物を注文することに。コットゥロティというもちろん聞いたこともないし、1秒で忘れてしまいそうな名前。それがどうやら日本の焼きそばに近いものらしいということだったのですが…

いや、麺どこ!?

焼きそばというよりは豚肉と野菜炒めにしか見えないのですが…。なるほど、たぶん焼きそばと野菜炒めを間違えて例えちゃったんだな!それにしても香味っぽい野菜など見たことのない食材も多く使われている様子。でも、せっかく外国に来たのだから(来ていない)現地の食べ物を味わいたい!勇気を出して恐る恐る口に運んでみました。

うまぁぁぁぁ!?

いやまじで美味しい。独特の香ばしさが癖になる!実は豚肉の脂身に見えるこの平べったい白いのが麺。たしかに、焼きそばですねこれは。そしてこれは間違いなく、日本では滅多に食べられない味だ。まさか自分の地元でこんな新鮮な体験ができるなんて!これはスリランカフェスティバルまさにおそるべ

辛ぁぁぁぁ!?

完全にスリランカの方と日本人の辛さの基準が違ったようです。私は辛いの好きなので大丈夫なのですが、思いがけないスパイシーさにちょっとビックリしてオーバーなリアクションをしてしまいました。これ、長女食べられるかしら。

いや余裕で食った!この長女はちょっとネジが外れたところがあるので子供でも大丈夫な辛さなのかどうかはわかりませんが、こいつに関しては「美味しいね!」とニコニコしながらどんどん食べていきました

ちなみに少し残して、妻にも食べさせてあげました。長男はもともと食わず嫌いすぎて、食べてくれませんでした。

とりあえず、スリランカのお料理は美味しい!ただし店員さんの辛いかどうかの意見はあまり参考にならないかもしれません!というかあのコロッケみたいなやつはどんだけ辛かったんだろう…。

辛いらしいコロッケのようなものは「マサラワデ」というらしい。ガラムマサラの「マサラ」かな。

そして時を超え、2024年開催時には酢豚みたいな見た目の何かが入った「フライドライス」を食べてみた。これが辛くて美味しい!去年のコットゥロティよりも個人的には好きでした!

さらに「チキンロール」にも手を出してみました。

チキンロールというわりにはコロッケ感がすごい。中身はジャガイモでした。
美味しかったよ!辛かったよ!

ガチのタイ米が食べられる貴重な機会でした。
というか2023、2024年と参加して3品食べてみましたが、いまのところ辛い。

もしかして、スリランカ料理はすべて辛いのかな?
とりあえずちょっと高いので1開催につき1、2品しか注文しません。

2024ver.のメニュー。これで全部じゃないがとりあえず高い。
メニューが全部映るアングル。他にもお店はあるよ!(2024年の写真)
よく知っている軽めのものも売ってるよ。(2024年の写真)
これは別の屋台。やっぱタイ米が美味そう。(2024年の写真)
紅茶屋さん。現地感がすごい。(2024年の写真)
お酒も飲めるよ!おつまみも現地のもの。美味そう。
ちなみに2024年も妻は来れず。娘ふたりと私で参加しました。

まとめ

そんなわけで、スリランカフェスティバルin鎌ヶ谷、個人的には子連れで非常に楽しむことができました。残念だったのは30分しか滞在できなかったこと。もっと時間をかけてじっくり遊びたかったなというのが本音です。

音楽ステージでのパフォーマンスは2つほどしか見れませんでしたが、どれも完成度が高かったです。お客さんがお年寄りから子供まで食い入るようにダンス見つめていたのも印象的でした。決して踊っていたのが美女だからではなく、なぜか目の離せなくなるダンスだったのです。確かに私もじっと見てしまいました。

店員さんやお客さんの多くがスリランカの人だったので、時間があれば国際コミュニケーションをしたいなとも思いました。とくに子供にとって外国の人と関わるのはかなり興味深いと思うので、こういう機会に新しい体験をさせてあげたいですね

スリランカフェスティバルin鎌ヶ谷、これからも続けていってほしいと思います。次は妻と他のヒナ2羽もつれてみんなで遊びにいけたらいいな!

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この記事を書いた人

ルリニコクみみみ。三児の父。音楽家。Webマーケター。28歳のときに第一子誕生。持病のある妻と子育てをするため、コロナ禍前から在宅で働きつつ共同子育てを実施。2021年から家族とのお出かけをブログに書き始める。現在は夫婦で子育てをしながら、ルリニコクというユニットとして活動中。特技は家庭料理とおむつ替え

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