店内におもちゃコーナーがある!『麺屋神楽』秋田県仙北市のラーメン店

 

今回は秋田県仙北市角館にあるラーメン店「麺屋神楽」について、子連れで行った感想をまとめさせていただきます。

Contents

角館観光の最後

角館観光中にぼったくり価格のお店で昼食を散らした私と妻。(詳しくはこちらの記事を参照。なおヒナ3羽は400円という妥当な価格の唐揚げとポテトで難を逃れている。)

意思とは裏腹に膨れた腹を抱え、うなだれながら武家屋敷通りを歩く。

[voice icon=”https://rurikoku.net/wp-content/uploads/2023/05/IMG_1472.jpg” name=”” type=”l big”] ・・・・・。 [/voice]

[voice icon=”https://rurikoku.net/wp-content/uploads/2023/05/IMG_3281_1.jpg” name=”” type=”r big”] 心へし折られた・・・。 [/voice]

ああ、あんなに楽しかった角館観光はこんな終わりを迎えるのか…

武家屋敷の前だったからか、なんだか誰かに斬り捨てられたいような気分になった私。そんな投げやりな気分を宙に放ちたくて、脳内の引き出しを片っ端から開けて言葉を選りすぐった。そして、前を歩く妻の背中に向けてこう発言したのだった。

[voice icon=”https://rurikoku.net/wp-content/uploads/2023/05/IMG_1472.jpg” name=”” type=”l big”] ラーメンを食べよう! [/voice]

[voice icon=”https://rurikoku.net/wp-content/uploads/2023/05/IMG_3281_1.jpg” name=”” type=”r big”] !? [/voice]

自分の言葉とはいえ、思いがけない内容に驚く私。前頭葉、あるいは満腹中枢がいかれてしまったのだろうか。しかし、すぐに状況を理解した。

やはりこの悲しみは食べ物で癒すしかない、ということなのだ。

そんなわけで、私たちは行きしなに見かけたラーメン店『麺屋神楽』に入ることにした。

楽しかった角館観光。
うなだれながらベビーカーを押す妻。

ギャップ萌えする店内

お店の扉から店内を見ると、カウンター席と強面の店長らしき人物が目に入った。…うむ。やっぱりここは子連れでは大変かもしれない。ちょっと入るのを躊躇したが、私の中の神がささやいた。「ここは行っとけ。

ガラガラガラ。思いきって音を立てて引き戸を開く。すかさず手のひらを大きく開き、「5人ですがイケますか?」とその店長さんに尋ねてみた。こういうのは思い立った時の勢いが大切なのだ。

するとその店長さんは愛想よく「どうぞ!」と腕を上げて奥へ促してくれた。そこには広めのお座敷席が

[voice icon=”https://rurikoku.net/wp-content/uploads/2023/05/IMG_1472.jpg” name=”” type=”l big”] よっしゃあ! [/voice]

[voice icon=”https://rurikoku.net/wp-content/uploads/2023/05/IMG_3281_1.jpg” name=”” type=”r big”]ひゃっほう![/voice]

思わずガッツポーズをしそうになった右腕を強靭な精神力で押さえ込み、クールな表情でお礼を告げて奥へとヒナたちを連れて行く。よかった。このお店は子連れOKのラーメン店のようだ。

なんとお座敷の隅にはおもちゃコーナーがあり、子供超ウェルカムだということは明らか。
おもむろに立ち上がっておもちゃで遊ぼうとする次女

メニュー

今回私たちが注文したメニューはこちら。

お子様ラーメン500円×2 ジュースつき
味噌ラーメン750円
リンゴジュース150円

味噌ラーメンも美味しかったが、特筆すべきはお子様ラーメン。500円で煮卵がのっていて、ジュースつき。しかもその値段の安さだけでなく、味が

ケタ外れに美味しい。

味見をしてみると、甘味と出汁の旨味がちょうどいい。あっさりしながらも、しっかりとした土台のあるラーメン。味見をしたときに、完全に「これだ!」となった。私は人気No.1ということで味噌ラーメンを頼んだが、正直このお子様ラーメンを大人サイズで食べたい。もしかしたら醤油ラーメンがこの味だったのかもしれないので、次に来たときは絶対に醤油ラーメンを食べたいと思う。

ただし誤解しないでほしいのだが、味噌ラーメンもとても美味しい。地元民である妻いわく、秋田県は味噌が美味しいらしいのだが、それがすごくよくわかった。濃厚だがしつこくなく、ほどよい酸味があってとてもいい塩梅だった。

ジュースを飲むヒナたち。ぶりゅりゅりゅりゅ。
お子様ラーメン。ここにさらに煮卵がのっているが、最初に食べさせてしまった。
美味しいんだこれが本当に。
人気メニューランキングが壁に貼ってある。きっとラーメンたちは成績を競いながら切磋琢磨しているのだろう。
これが味噌ラーメン。野菜もシャキシャキですごく美味しい。
麺もぷりぷりしていて美味しいよ。

お店の子供も合流

食べ終わってトイレに行った私。すると席の方からなにやら子供たちのキャッキャと遊ぶ楽しそうな声が。兄弟でまた遊び始めたのかと思いトイレから出ると、

[voice icon=”https://rurikoku.net/wp-content/uploads/2023/05/30be8f2e4a3f9b58ab93866aafcac950.png” name=”謎の男の子” type=”l big”] きゃっきゃっ♪ [/voice]

[voice icon=”https://rurikoku.net/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4080.jpg” name=”長男” type=”r big”] 僕のおもちゃだぞ!(?) [/voice]

[voice icon=”https://rurikoku.net/wp-content/uploads/2023/05/IMG_2021_1-scaled.jpg” name=”長女” type=”l big”] いっしょあそぼーね! [/voice]

そこには我が家のヒナたちに混じって遊ぶ見知らぬ男の子の姿が

実は彼はこのお店のご夫婦のお子さんで、ちょうどうちの長男と同じくらいの年齢とのこと。どうやらここにあるおもちゃ達は本来この子のものらしい。楽しそうに遊ぶヒナたちと、おもちゃで混沌としていくお座敷席のコントラストを眺めながら、このお店の子連れハードルは完全にゼロであることを確信した

散らかしたおもちゃを片付け、お店を出ようとしたとき。なぜか唐突に長女が靴を履かずに走り出した。おそらく、楽しすぎて脳がイカれてしまったのだと思う。そんなヒナをふん捕まえようとしたら、あの強面の店主さんがとびきりの笑顔で娘を抱きかかえてくれたのだった。なんというギャップ。本当にここに来てよかった。

子連れで角館を訪れたときは、麺屋神楽で決まり。もう絶対ここが正解。そう思えるような体験だった。

お座敷席は広い。どうやら右上のドアが自宅に繋がっている様子。
ユネスコなお祭りもあるので角館は奥が深い。

店舗情報

住所:〒014-0316 秋田県仙北市角館町岩瀬町4−2

※角館駅から656mほどの距離になります。

駐車場お店の横側に3〜4台ほど
営業時間営業時間
11:00~19:00
日曜営業
※営業時間・定休日は
変更となる場合がございますので、
ご来店前に店舗にご確認ください。
電話番号0187-42-8337
席数35席
店舗HPhttps://menyakagura.wixsite.com/mysite

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この記事を書いた人

ルリニコクみみみ。三児の父。音楽家。Webマーケター。28歳のときに第一子誕生。持病のある妻と子育てをするため、コロナ禍前から在宅で働きつつ共同子育てを実施。2021年から家族とのお出かけをブログに書き始める。現在は夫婦で子育てをしながら、ルリニコクというユニットとして活動中。特技は家庭料理とおむつ替え

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